オンライン会議やハイブリッド会議が当たり前となり、英語が母語ではない私たちにとって
「会議中に発言したいのに言葉が出てこない」「何を言えば良いかわからず沈黙してしまう」
といった悩みは非常によくあります。
実は、語彙力が足りないから話せないのではなく、状況に応じた「発言の型(テンプレート)」を持っていないことが大きな原因です。
この記事では、英語会議で沈黙しがちな場面ごとに、すぐに使える発言テンプレート30選をご紹介します。
記事後半では、ビジネス英語として押さえておきたい重要単語も解説します。
明日の会議からそのまま使える内容になっていますので、ぜひ活用してみてください。
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会議の冒頭で使える発言テンプレート
1. Let me briefly share my thoughts.
「簡単に考えを共有させていただきます」という意味で、最初の発言としてとても使いやすい表現です。
2. If I may jump in, …
会話に割って入りたいときに便利な丁寧表現です。
3. From my side, I’d say…
「私の立場から申し上げると」という意味で、自然に自分の意見を言い始められます。
自分の意見を述べるときのテンプレート
4. I think one thing we could consider is…
柔らかく提案するときに便利です。反対意見を述べる場面にも使えます。
5. I strongly believe that…
強めに主張したいとき、議論をリードしたい場面に向いています。
6. The reason is that…
理由を述べる際の万能フレーズです。
7. According to the data we have, …
データや事実を根拠に話すときに非常に便利です。
質問したいときに使えるテンプレート
8. May I ask a quick question?
どんなタイミングでも使える丁寧な質問導入フレーズです。
9. Just to confirm, do you mean that…?
相手の意図や説明内容を確認したいときに使います。
10. Could you elaborate on that a bit more?
“elaborate”は「詳しく説明する」という意味で、上級っぽく聞こえる便利表現です。
11. I’m not sure if I got it correctly, but…
自信がないことを前提にしつつ、丁寧に確認できます。
同意・部分同意・反対意見のテンプレート
12. I agree with you on that point.
「その点については賛成です」という丁寧な同意表現です。
13. I agree to some extent, but…
「ある程度は賛成ですが…」というニュアンスで、部分的な同意に最適です。
14. I see your point, but I have a slightly different view.
反対意見を柔らかく述べたいときに使える表現です。
15. One concern I have is…
“concern”を使うことで感情的にならず、中立的に反論できます。
時間管理・議論整理に使える発言
16. Let’s get back to the main point.
議論が脱線したときに使います。
17. So just to summarize, we’ve agreed that…
会議中に要点をまとめるときに便利です。
18. Can we clarify what our next step should be?
次の行動を明確にしたいときに使います。
19. Maybe we should prioritize the key issues.
優先順位をつけたい場面で重宝します。
20. What’s the core problem we’re trying to solve here?
核心となる課題を確認したいときに使える表現です。
自信がないときに使える“保険フレーズ”
21. I might be wrong, but…
「間違っているかもしれませんが」と控えめに意見を述べられます。
22. This is just a thought, but…
思いつき程度のアイデアを出すときに便利です。
23. As a possible option, we could…
代替案を提案したいときに使う柔らかい表現です。
追加のアイデアを出すときのテンプレート
24. Let me add one more point.
補足を述べたいときに使う表現です。
25. Another approach could be…
別のアプローチを提案する際に便利です。
26. The key difference is…
主な違いを説明したいときに使います。
他のメンバーに意見を促すフレーズ
27. What do you think, (Name)?
特定のメンバーに発言を促したいときに使えます。
28. Would you like to add anything?
あまり発言していない人に優しく意見を求めることができます。
会議の締めで使えるテンプレート
29. So who will take the lead on this?
担当者を確認するときに使う表現です。
30. Is there anything else we should cover?
会議の締めに使う万能フレーズです。
ビジネス会議でよく出る重要英単語の解説
◆ align(方向性を合わせる)
agree より広い意味で、目標や認識のすり合わせを指します。
◆ concern(懸念・心配点)
ビジネスでは中立的で丁寧な語としてよく使われます。
◆ clarify(明確にする)
会議で頻出する単語で、曖昧さを取り除くときに使います。
◆ elaborate(詳しく説明する)
よりプロフェッショナルな印象を与える単語です。
◆ prioritize(優先順位をつける)
プロジェクト管理などで非常に多用されます。
◆ perspective(視点・見方)
意見そのものというより、立場や視点にフォーカスした言葉です。
◆ tentative(暫定の)
tentative schedule(暫定スケジュール)など、会議で高頻出の表現です。
◆ feasible(実現可能な)
possible より現実的で、ビジネスで好まれます。
英語会議でとっさに言葉が出てこない理由と改善のコツ
英語会議で沈黙してしまう理由は「英語力が足りない」からではありません。
多くの場合、以下の3つの要因が重なっています。
① “時間差のストレス” が大きい
オンライン会議では相手の表情や空気が読み取りづらく、
発言するタイミングがつかみにくくなります。結果として「今言っていいのかな」と迷い、言葉が遅れてしまいます。
② 固有名詞・数字・専門用語が突然出てくる
準備していない単語が急に出てくると、処理に時間がかかり、言葉が止まりがちになります。特にマーケティング、IT、データ、財務などの領域では専門語が多く、ここでつまずきやすい傾向があります。
③ 英文の“組み立て方”に慣れていない
日本語から英語へ逐語訳しようとすると、瞬発力が落ちてしまいます。
実際には、会議で必要なのは難しい英語ではなく「型に当てはめること」です。
これらを克服するためには、「瞬間的に使えるフレーズ」「よく使う語彙」「会議の場面ごとに必要な型」を大量にストックしておくことが重要です。
そして、この「ストック作り」にもっとも効果的なのが、実際に音声と動画に触れながら練習できる学習環境です。
ビジネス英語の文化的側面:直接 vs 間接、共感 vs 論理
英語圏では「結論を先に伝える(Bottom Line First)」の文化が基本です。
日本語のように前置きや謙遜を重視する文化とは異なります。
例:
✗ I’m sorry to bother you, but if it’s okay, could you possibly check the file?
〇 Could you please check the file? I’d appreciate it.(ファイルをご確認いただけますか?ありがとうございます)
このように、「相手に負担をかけない簡潔な言い方」がビジネスでは好まれます。
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まとめ:沈黙を防ぐ鍵は“型”を持つこと
英語会議で必要なのは、教科書的な英語ではなく「会議の流れに合わせて、とっさに口から出るリアルな表現」です。
EnglishCentralでは、実際の海外ビジネスシーン、会議、面接、交渉、プレゼンなどを題材にした動画が豊富に揃っており、以下のような学習ができます。
- ネイティブが会議で使う自然なフレーズを動画で学べる
- 発音チェック機能で「自信を持って発言できる英語」を身につけられる
- AIコーチやオンラインレッスンで“実際に口に出す”練習ができる
- ビジネスカテゴリの教材が豊富で、会議でそのまま使える
特に、英語会議に強くなりたい方には、
「議論の進行」「アイデア提案」「反論の仕方」「会議のまとめ方」などを扱う動画が役立ちます。
実際の場面でネイティブが使っている表現を繰り返し視聴し、声に出すことで、テンプレートを“自分の言葉”として定着させることができます。
英語会議は、準備したフレーズが口に自然に出てくるようになると、自信がつき、発言量が大幅に増えていきます。
EnglishCentralはそのための実践的な教材が揃っていますので、英語での仕事が増えてきた方には特におすすめです。
英語会議で沈黙してしまう最大の理由は、語彙の不足ではなく「状況に合わせた発言の型がないこと」です。
ご紹介した30のテンプレートは、どれもネイティブも日常的に使う実用性の高い表現ばかりです。
特に、「I might be wrong, but…」のような“保険フレーズ”を持っておくことで、
自信がない場面でも安心して発言できるようになります。
まずは1日3つのフレーズから試していただき、ぜひ次の会議で活用してみてください。
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